プログラマー
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プログラマー

開発を実現させるプログラミング技術

プログラマーとは

システム開発の根幹を担う仕事

プログラマーとはシステムやソフトウェアの開発で、プログラミングを担当するエンジニアを指します。企業システムやスマホアプリ、ゲーム、家電製品など様々なものにプログラムは活用されており、プログラマーがいなくては現代の生活が成り立たないほど重要な存在と言っても過言ではありません。IT化が進みあらゆる製品やサービスがシステム化される中、プログラマーが関わる仕事や業界の幅は広がり続けています。システム化はあらゆる業界で引き続き行われていくことが予測されるため、プログラマーのニーズは今後もますます高まっていくことでしょう。

どんな仕事?

開発するシステムに応じてプログラミング言語を使い分ける

プログラマーはシステムエンジニアの指示に従いプログラミング言語を用いてコーディングを行ったり、バグを発見して修正するためのテストを行ったりします。プログラミング言語は100種類以上あるとされており、開発するものによって使われる言語が異なります。そのため、どのような分野を強みにするプログラマーになりたいかによって、習得すべきプログラミング言語が変わります。また、より多くの言語を習得することによって、幅広い業界で活躍できるプログラマーになることが可能です。

  • POINT01

    Web系

    ECサイトのシステムや顧客管理システムなど、Webサイトのシステムを中心に開発するのがWeb系プログラマーです。Web系の開発ではPHPやJava、Rubyといったプログラミング言語が用いられることが多く、データベースを操作する場合はSQLの知識も求められます。また、Webデザイナーの領域にもなりますが、サイトを表示させるためのHTMLやcssの基本的な知識を持っておいて損はありません。

  • POINT02

    アプリケーション系

    アプリケーションを開発するプログラマーは、アプリの目的によってプログラミング言語を使い分けます。一般的にはJavaやC#が使われることが多く、近年はAIの需要が高まっているため、Pythonを活用した開発も多くなっています。

  • POINT03

    汎用系

    金融システムや企業の基幹システムといった、高い信頼性と安全性が求められる汎用系の開発では、COBOLがよく用いられます。

  • POINT04

    組み込み系・制御系

    家電製品などの機械に組み込むプログラムを開発する場合、C言語やC++、アセンブラといった言語が活用されるケースが多いです。

  • POINT05

    ゲーム系

    ゲーム開発ではキャラクターの動きやBGMなどをプログラミングするため、一般的なシステム開発よりも専門的なプログラミング知識が必要になります。C++やObject、Javaなどのプログラミング言語がよく使われます。

どうすればなれる?

プログラマーへの道のり

プログラマーはプログラミング言語を用いた開発が仕事になるため、プログラミングスキルやコンピュータ全般の知識が必要不可欠です。これらの知識やスキルを身につけるためには、IT・情報系の専門学校に通ったり、情報系の大学でプログラミングを学んだりするのがよいでしょう。卒業後はシステム開発会社や一般企業のシステム開発部門に就職し、プログラマーとしてのキャリアをスタートさせるのが一般的です。経験や実績を重ねると、システムの企画や設計、進捗管理を担うシステムエンジニアへのキャリアアップを目指せます。

求められる知識・資質を磨く

  • POINT01

    プログラミングスキル

    プログラマーとして必ず身につけておきたいのがプログラミングスキルです。特に自分が進みたい業界や分野で用いられる言語を重点的に習得し、キャリアに活かせるようにするとよいでしょう。

  • POINT02

    向上心

    プログラミング言語は日々進化しており、今でも新たな言語が開発されています。技術の進化に伴いクライアントのニーズも多様化しており、その要望を叶えるための言語も多岐に渡っています。最新技術や新しいプログラミング言語を習得する向上心や、最先端の情報をキャッチするアンテナの高さが求められます。

  • POINT03

    コミュニケーション能力

    プログラマーはパソコンに向かって黙々と作業するイメージが強いですが、チームで仕事を進めるケースが大半のため、コミュニケーション能力が求められます。話が得意でない場合でも、チームの一員としてクライアントの要望やシステムエンジニアからの指示を正しく理解する能力は必要です。また、一つのシステムをチーム一丸となって開発していくため、協調性も求められます。

  • POINT04

    粘り強さ

    システム開発では設計書や要件に基づいてプログラミングをコツコツと重ねていくことになります。また、バグが発生した場合は原因を追究し、正しく動作するよう修正しなければなりません。ミスなく滞りなく開発を進めていくためにも、粘り強さや体力は必要になります。

必要な資格・試験情報

プログラマーになるために必ず取得すべき資格というのはありませんが、能力やスキルレベルを客観的に示せる資格を取得しておくと、就職で有利に働く可能性があります。「基本情報技術者試験」や「C言語プログラミング能力認定試験」、「Java™プログラミング能力認定試験」といった資格は、プログラマーに人気のものなので取得を目指すのもよいでしょう。また、プログラマーとして就職した後も知識やスキルのアップデートを怠らず、技術を磨き上げていく姿勢が重要になります。また、プログラミング言語以外にも、コンピュータの構造やハードウェア、ソフトウェアに関する幅広い知識を身につけておくとよいでしょう。

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