2023年8月19日（土）9:00～16:00　シティアホールにて
eスポーツゲームイベントを開催し、esportsプロゲーマー専攻、esportsプロマネジメント専攻の学生計13名が大会運営を行いました。

我孫子市にあるシティア(※1)はコミュニティ活動が売りのマンションとして脚光を浴び、今年で20周年を迎えられました。
そんなシティア自治会では、コロナ禍の影響で自宅でも可能なオンラインゲームをする人口が増えたことや、今後のオリンピックでeスポーツゲームが掲げられたことで、eスポーツが、年齢、性別・国籍・障がい等の垣根を超えたダイバーシティ時代の新スポーツへと成長したことから、従来通りのコミュニケーション形成に加え、新たなコミュニティ構築の一つとして、eスポーツゲーム大会を開催することとなり、今回本校学生が運営を行うこととなりました。

実施したゲームタイトルは3ゲーム。
『ストリートファイター6』『Apex Legends』『ぷよぷよテトリス2』のタイトルを実施しました。

参加者数は111名で、10歳以下26人、10歳代34人、20歳代10人、40歳代12人、50歳代8人、60歳代9人、70歳代7人、80歳代以上5人と、とても幅広い年齢層の方々に楽しんでいただきました。

本校esportsプロゲーマー専攻の学生13名がスタッフとして参加し、小学生のeスポーツ未経験者も、学生指導のもと、ゲームの上達が早く、何度も熱中して挑戦する様子も多くみられました。

また、親子での体験も多く、特にゲーム自体が初心者である母親が子供に負けじと共にプレイする様子は、真剣さが微笑ましいものでした。
友達同士でのゲーム戦の多くは白熱しており、その状況を大型スクリーン3面に映写し、高齢者は画面を通して孫などの応援をする活気あふれる様子でした。

参加者からのアンケート結果は以下の通り、

1）eスポーツ大会に参加して良かった  100％
2）参加したゲームで多い順は、『ぷよぷよテトリス2』44％、『ストリートファイター6』31％、『Apex Legends』25％
3）ゲームは楽しかった 100％
4）将来、ゲーム関係の仕事をしたいと思う26％、関心を持った47％、
5）友人以外の住民と対話した72％、
6）今後、同じようなゲーム企画があった時に参加する89％

結果からも満足度の高い大会を開催することができました。
また大会では、本校esportsプロゲーマー専攻卒業生の山田響先生(現esportsプロゲーマー)から、プロになるまでの経験談を語る場面もあり、山田プロの目に留まった小学生の技能はプロに向いていると言われ、『プロを目指したい』と母親に宣言し、会場から拍手が送られる様子もありました。
※山田響先生の在校時のインタビューはこちら

最後に本校からゲームチェアー10台がプレゼントさせていただき、大変喜んでいただくことができました。
今回のeスポーツ大会では住民間の新たな交流も生まれるきっかけになりました。

今後のeスポーツの可能性が見え、かつ学生たちも老若男女問わずeスポーツを楽しむ姿を見て、大会運営や、プロゲーマーとして新たな発見や刺激を受けることができました。
今後も多くの自治会等でeスポーツ大会が実施され、幅広い世代にコミュニケーションやコミュニティ構築の一つの手段として広まっていくこと願っています。

※1 我孫子市にある大型マンション施設